行政書士の試験に挑むには

行政書士試験の概要や学習方法について説明

行政書士の試験勉強は通信教育などで効果的に

法律の登竜門的資格だが合格率は低い

国家資格の一つに、行政書士があります。依頼者に代わって、官公署に提出するための書類を作成する仕事です。この仕事の始まりは、欧米の裁判制度が入ってきた明治時代に、字が書けない人の代わりに訴状を作成したことでした。現代においても、国や地方自治体などに提出しなければいけない書類は複雑なので、国民の権利を守るためにも重要な資格となっています。試験は年1回行われ、日時は原則11月の第2日曜日です。受験資格が設けられていないので、何歳でも、学歴がなくても受験が可能です。そのためか登竜門的な法律の資格となっており、合格後に司法書士や社会保険労務士などの資格を取りたい人が受けることもあります。しかし、登竜門的資格といっても合格率は8%から15%と高くないので油断は禁物です。

行政書士の試験内容は、法律科目を主体として8科目となっています。内訳は、法令等科目が5種類、一般知識が3種類です。例年、法令等科目範囲から40字程度で記述する問題が3問出されています。条文のまま記述しなければいけない年もあります。六法で確認しながら問題集を解く習慣を付けるといいでしょう。当然ながら、記述式問題は得点が高いです。合格を目指すには、行政法と民法を重点的に勉強することが大切です。この2種類の法律で出題の半分を占める年が多い傾向にあります。

独学は困難だから通信か講座を受講して

行政書士の試験勉強は、独学でも不可能ではありません。しかし、これまで法律の勉強とは無縁だった人が独学する場合は、800から1000時間の勉強時間が必要だと言われています。働きながらにしても学校に通いながらでも、試験勉強を確保することは容易ではありません。そこで多くの人が、通信教育を利用したり学校に通ったりして、受験勉強をしているわけです。通信教育であれば、通学に時間がかからないため、空き時間に勉強することができます。その上、費用を抑えられるのもメリットです。通信教育は様々な企業や法人で販売していますが、始めての受験者用と受験経験者用の教材が用意されていると、より自分に適した教材が選べるでしょう。通信教育であっても完全に独学でなく、メールで質問できるなど、サポートが手厚いサービスを選びたいところです。また、実際に校舎を持っている学校であれば、通信教育から講座受講に変更することも可能です。通信教育では挫折してしまうかもしれない人は、講座受講も実施しているところを選ぶといいでしょう。講師の質も大切なので、見学したり無料講座を受けたりして講義内容を確認しておいてください。

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